「小規模事業者持続化補助金」の申請には、経営計画と補助事業計画の作成が必要です。それぞれの項目ごとに要点を押さえた記載が求められます。商工会議所や商工会の助言を受けながら、箇条書きや図表を活用して簡潔かつ効果的な申請書を作成しましょう。
経営計画の書き方
1. 企業概要
- 概要・沿革:設立年、理念、代表者や後継者の経歴を記載。
- 基本情報:営業時間、人員体制、店舗立地などを記載。
- 商品構成・利益構成:売上や利益の大きい商品を中心に図表を用いて記載するのがおすすめです。
2. 顧客ニーズと市場の動向
- 顧客ニーズ:顧客が求めている商品やサービスを具体的に記載。
- 市場の動向:競合他社の状況や市場環境の変化を記載。地域経済分析システム(RESAS)を活用すると便利です。
3. 自社や提供する商品・サービスの強み
- 自社の強み:他社に比べて優れている点を明確に記載。
- 顧客の評価:顧客アンケート結果やメディアで取り上げられた実績を盛り込む。
4. 経営方針・目標と今後のプラン
- 経営方針:企業の目指す方向性を明確に記載。
- 目標:数値化した目標を設定(例:来店客数10%増など)。
- 今後のプラン:顧客や取引先にどう評価されたいかを盛り込む。
補助事業計画の書き方
1. 補助事業で行う事業名
- 30文字以内で簡潔に記載(例:「地域特産品の開発・販路開拓」)。
2. 販路開拓等の取組内容
- 事業概要:何を、どのように行うかを記載(例:新商品の開発やウェブサイトでの情報発信)。
- これまでの取組との違い:従来の取組との相違点を説明。
- 創意工夫:新規性や独自性を強調。
- 事業の進め方:具体的な役割分担や方法を明記。
3. 業務効率化の取組内容(任意)
- 業務効率化や従業員の労働環境改善の具体例を挙げる。
4. 補助事業の効果
- 売上等への効果:顧客数や売上増加の見込みを記載。
- 取引先への波及効果:事業が取引先にもたらす影響を記載。
- 地域社会への波及効果:地域への貢献や影響を記載。
書き方のコツ
- 箇条書きで整理する
わかりやすく簡潔に伝えるため、箇条書きを活用しましょう。 - 文章量の調整
特に制限はないため、初めに多めに書き出し、後から整理する方法がおすすめです。 - 図表や写真を活用する
視覚的に伝えやすくなるため、効果的に活用しましょう。(ただし、採点にAIが導入されているため、図表の説明文も必要です。) - 商工会議所・商工会の助言を受ける
一度記載した内容を相談し、改善点を把握しましょう。早めの準備が重要です。
まとめ
持続化補助金の申請には、計画書の具体性や分かりやすさが求められます。書き方のポイントを押さえ、適切に整理された内容を盛り込むことで、採択の可能性を高められます。商工会議所や商工会を積極的に活用し、準備を進めましょう。


